ぶらり車中泊の旅 in 北海道 2020 vol.17
いよいよ知床の森歩きの日。
今回は私の他にも男性おひとりで参加の方がご一緒。迷惑にならないようガンバロ。
まずは雌阿寒岳のときのような腹痛が怖いので、6時にフルーツグラノーラとコーヒーで朝食。
9時にお久しぶりの〈ノーザンライツ〉のガイド矢代さんと、もうお一人の方と道の駅ウトロ・シリエトクで待ち合わせ。
今回は例年なら夏休み期間中は一般車両は進入できないカムイワッカの湯の滝へ行く道からの森を案内してくれるという、スペシャルコース。
↑まずは道中のシカさん。
立派な角をもった男鹿も。強そうだけど、優しい顔立ち。草食男子っぽい。あ。
クルマを駐めて森歩きスタートです♪
道なき道を歩きます。ユズリハ天国やツタウルシ天国をゆきます。手袋必須。
んー、なんとかマタタビ。はい、記憶力なしのなんとかなんとかがスタートします。熟すとキーウィよりも甘いそう。
地中の蜂の巣をクマが掘った痕。フンや、木には爪痕など、気配はバンバン。
かたつむり、つのが出てる♪
キノコ、たくさんありました。
肉厚で美味しそうなもの、かっちこちのもの、これキノコ!?はもの、ホットケーキみたいなの、表参道で食べた重なったパンケーキみたいなの。いろんな種類がありました。
ヤマゲラがつついた穴。職人技!四角い!!
昨年、たくさんみたエゾアカガエル。
沢に出ました。
今回も長靴で歩いています。私はマイ長靴。長靴を通して感じる水の冷たさ。キンキンに冷たいです。夜に雨が降り草木も濡れているので、カッパを履いてます。
写真でお気づきかと思いますが、この日はとても靄ってました。それがまた神秘的な雰囲気を作り出してます。
湿原もあり、いろんなところから湧き出してたり。
ミズゴケ。
こけは森を潤わせるとてもとても大切な存在です。踏むと枯れちゃうので、足下をよく見て進みます。特にミズゴケは踏まないように、慎重に進みます。
今回の目的地〝イダシュベツ川の湧き出しのひとつ〟です。
そして、しろい池…いや、真っ白(笑)。
手前のミズゴケ、手前が茶色くなってるのはシカが踏んだんでしょう、枯れちゃってる★
さて、このフッカフカなところにシートを広げて、お待ちかねのランチターイム♪
矢代さん、ココでキャンプしたそうですよ。私もしたーい!!クマとは「こんばんは〜」したくないですけど。
今回は4種のキノコのチーズリゾットでした。
矢代さんは地域の素材を使ってランチを用意してくれます。こんなガイドさん、知床では矢代さんしかいません。
食後にはおやつとお茶つき。
食事中、霧がはれてきました!このしろい池、名前もない池です。
水が冷たくて、折れて水中に沈んだ木も腐らずにずっと形を残しているそうです。
ノンビリ食事のあとはゆっくり帰ります。
レンズを交換させてもらったりしてしろい池をパチリパチリ。
帰りは滝を見て帰りまーす…ってあんまり見えないので、おりることになりました。山登りしてても絶対に踏み込んで行かないようなところですが、矢代さんがいるから大丈夫。滑落しないようにだけ注意。
手持ちでふんばる。この滝も名前がないそうです。
こんな正面に見られる滝もそんなにないですよね。スゴい。
行きとおんなじところだったり、まったく違ったり、コースといってもルートがあるわけではないのです。それが矢代さんの案内してくれる知床の森歩きのスゴいところ。歩きやすそうなところを探しながら、ときにはシカやクマさんたちが作ってくれた獣道を歩いたり。
矢代さんは地形が頭に入ってるので、道はなくても大きく狂うことはないです。っていってました。へぇ~スゴいなぁ。
最後はカーブミラーで集合写真。
今回もお世話になった〈ノーザンライツ〉の矢代さんは知床にいるガイドさんの中ではおそらく唯一、バックカントリーエリアを通常にガイドしてくれる方です。
今回で3度目になりますが、毎回素晴らしい森をみせてくれます。そして、毎回、美味しいランチを食べさせてくれます♪
次回ももちろん矢代さんにお願いします!是非、秋やキャンプをお願いしたいなぁ。でもそんな時期に仕事休むのは難しいなぁ。
みなさんも、是非、矢代さんに知床の森、案内してもらってみてください。そして…リピート、オススメ!!
では、今回の〈ぶらり車中泊の旅 in 北海道 2020 vol.17〉、知床の森の写真をたくさんアップしました。
とっておきのはまた違う形で発表したいと考えています(笑)。
森歩きのあとはお風呂に入り、夕日を撮ろうと思いましたが、雲に阻まれ、疲れもあり、20時過ぎに寝ちゃいました★
今日はお船に乗って知床岬まで行ってきます!
では、次回もまた来てくださいね~♪